アーティチョーク、調理したことありますか?日本ではあまり馴染みのない野菜かもしれませんね。イタリア語では「カルチョフィ」と呼ばれ、春から初夏にかけて食べられる人気野菜です。味は筍か百合根に近いかな・・・とても美味しい野菜なので、脇役ではなく主役になります。揚げたり、焼いたり、生で食べたり、今回はローマ風レシピを紹介します。
調理時間: 50分
ローマ風アーティチョーク: 材料 (2人分)
・アーティチョーク: 4 |
・イタリアンパセリ: 6g (3茎) |
・レモン: ½ |
・にんにく: 4g (半かけ) |
・野菜だし: 500ml |
・アンチョビ: 5g (2枚) |
・調理用白ワイン: 30ml |
・エキストラヴァージンオリーブオイル: 少々 |
・塩: 少々 |
❶ボールに冷水を用意し、レモンを絞り入れます。アーティチョークは変色してしまうので、一本ずつ切ったものからレモン水に漬けていきましょう。
それではアーティチョークの下処理をしていきます。花びらの外側は柔らかい部分になるまで剥いてしまいます。柔らかい部分まで剥き終わったら、包丁で先っぽを1センチ程切り落とします。つぼみの中側にある毛の生えた部分は食べにくいので、包丁でくりぬいてしまいましょう。
茎は6㎝位で切り落とします。茎の外側は固くて苦いので厚めに皮を剥きます。
❷野菜だしを温めていきます。
にんにくとアンチョビをみじん切りにして混ぜ合わせます。フライパンにオリーブオイルをたっぷりと注ぎ、にんにくとアンチョビを加えて弱火で1分程温めます。
❸アーティチョークを加え、水分が飛ぶまで2-3分ほど弱火で炒めます。水分が飛んだら白ワインを注ぎ、温めた野菜だしとイタリアンパセリの茎部分と塩少々を加えます。
水分を飛ばすために、少し隙間を開けて蓋をします。これで20分弱火で炒めていきましょう。これでおいしいアーティチョークの完成です!
この調理方法はアーティチョークパスタソースのベースとしても使用できます。ベジタリアンの方はアンチョビの代わりに、大豆で代用することができます。