【イタリア人シェフのレシピ】アマトリチャーナ


シンプルかつ王道のパスタ、アマトリチャーナ。このレシピの起源はローマ近郊のリエティにあるアマトリチャーナという街の名前からきています。

基本的な材料にペコリーノチーズ、トマト、グアンチャーレ(豚肉の頬肉)を使いますが、パスタのチョイスにはシェフそれぞれのこだわりがあるもので、スパゲッティ、ブカティーノやリガトーネと様々です。今回私は「ブカティーノ」シチリア発祥の穴の空いたストローのようなパスタを使用します。日本の皆さんは一般的なスパゲティで大丈夫です。

調理時間: 1 時間


アマトリチャーナ : 材料 (5人分)

・ブカティーノ又はスパゲッティ: 500g
・玉ねぎ 半分
・トマトソース:700g
・パルメザンチーズ: 30g
・ペコリーチーズ: 100g
・エキストラヴァージンオリーブオイル 少々
・塩 少々

❶玉ねぎの皮を剥いてみじん切りにしましょう。

少し深めのフライパンに少量のエキストラヴァージンオリーブオイルを垂らし(小さじ1杯分、5g程)弱火で玉ねぎを5分~7分程炒めていきます。

➋グァンチャーレ(又はベーコン)をカットしていきましょう。

グァンチャーレは半分は玉ねぎと一緒に炒める用、半分はトッピング用になるので別にしておきます

皮は固いので切り落とし、炒める用は少し大きめにスライスします。玉ねぎと一緒に皮も5、6分炒め、炒め終わったら皮の部分は取り除きます。

❸玉ねぎとグァンチャーレを炒めていたフライパンにトマトソースとコップ1杯分の水を入れます。

縁が焦げ付かないように注意してかき混ぜましょう。このまま弱火で40分程煮込んでいきます。

❹トッピング用のグァンチャーレはさらに薄くスライスし、別のフライパンで炒めていきます。

大体火が通りこんがりするまで7、8分弱火で炒めていきます。炒め終わったら容器に移しておきましょう。

そろそろトマトソースが煮込まれてきましたか?

❺パスタのお湯を沸かしましょう。パスタはいつも通りたくさんのお湯と塩(2.5リットルに粗塩大さじ山盛り1杯分)を入れて沸騰させてから、それぞれのパスタに記載されている時間より2分程短めに茹でていきます。
茹で上がりましたらソースと一緒に絡めて、ペコリーノチーズを入れて混ぜ、器に盛りつけ、トッピングのグァンチャーレを上にちらせば完成です!

トマトソースは冷蔵庫で3日程保存が可能です。パスタはお好みで。私はリガトーニとスパゲッティを使うのが好きです。

グァンチャーレには色々な種類があり、胡椒風味がついたもの唐辛子風味のものがありますが、アマトリチャーナには胡椒風味のものがよく合うと思います。

Buon appetito!

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