ローマ風 プンタレッラサラダのレシピ

調理時間: 20分

 

プンタレッラはイタリアの中部ラツィオやカンパーニャ地方で、冬から春にかけて収穫される野菜です。プンタレッラは単数形で、イタリアでは複数形のプンタレッレと呼ばれる事が多いです。プンタというのはイタリア語で「先端」を意味し、チコリーという野菜の先端部分(若芽)を「プンタレッレ」と呼びます。触感はコリコリ、シャリシャリしていて独特。日本で似ている触感と言えばアスパラガス…に少し近いかもしれません。英語でもアスパラガスチコリーと呼ばれています。日本ではあまり見かけない野菜なので躊躇するかもしれませんが、触感が新しく、味もおいしいのでぜひ一度試してみてください。


プンタレッラサラダ: 材料 (4人分)

・プンタレッラ: 200g
・アンチョビ: 25g
・にんにく: ひとかけ
・エキストラバージンオリーブオイル: 10g
・お酢: 5g

購入したプンタレッラはどのような状態ですか?周りに葉がついているようなら取り除いてしまいましょう。食べるのは芽の部分です。

❶まずボールに冷水を用意します。氷を入れてもOKです。もしかしたらご自宅にプンタレッラカッターはありますか?ない場合は包丁で切っていきましょう。まず半分に切り、それを千切りにします。切ったものから冷水につけていきましょう。

❷プンタレッラを水につけている間にドレッシングを作っていきます。アンチョビとニンニクを刻んでペースト状にします。器に入れて、オリーブオイルとお酢を加えて混ぜましょう。プンタレッラはよく水切りをしましょう。水っぽいとドレッシングとの合いが良くないので、キッチンペーパーで水分を取る位が丁度良いです。プンタレッラとドレッシングを混ぜ合わせれば完成です。

プンタレッラは苦みがあるので、苦みを取りたい方は冷水にプンタレッラを漬けて1時間程冷蔵庫の中に置いてください。ローマではアンチョビと一緒に食べるのが伝統的レシピですが、モッツァレラやブッラータ(イタリアのフレッシュチーズ)との相性も抜群です。

Buon appetito!

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