ふわふわシフォンケーキの作り方


シフォンケーキ ふわふわ

調理時間: 20分(焼成時間を除く)

1927年にアメリカの料理研究家ハリー・ベイカーが考案した卵白、小麦粉、砂糖を使用したエンジェルフードケーキがベースになっています。 
レシピは少しずつ変わっていき、現在は卵黄も使用した「シフォンケーキ」として定着しています。
生地は弾力があり柔らかく、浅い型ではうまく成形できないので、真ん中に穴の開いたシフォンケーキ専用型を使用します。



シフォンケーキ 材料(18cm型)

卵Lサイズ 3個 グラニュー糖 90g
サラダ油 45g 薄力粉 40g
牛乳又は水 50g コーンスターチ 40g
シナモン 1g

下準備

薄力粉、コーンスターチ、シナモンを合わせてふるいます。卵黄と卵白は分けて、卵白は冷蔵庫の中で冷やしましょう。オーブンを180度に予熱開始します。

生地

溶いた卵黄に半量のグラニュー糖を加えハンドミキサーで混ぜ合わせます。(1分弱)
マヨネーズ位にもったりとしてきたらサラダ油、牛乳を順に少しずつ加えながら、引き続きハンドミキサーで混ぜていきます。(デイリーフリーの方は牛乳を水で代用してください)
ふるっておいた薄力粉とシナモンを加えて泡だて器で粉っぽさがなくなるまで混ぜ合わせます。できあがったらひとまず横に置いておきましょう。

メレンゲ

冷蔵庫から卵白を取り出します。卵白に先ほどの余りのグラニュー糖を加えてミキサーで高速で混ぜていきます。大体5分程でしっかりと泡立つので、最後は低速に変えてキメを細かくします。逆さにしても垂れない位になったらOKです。

生地とメレンゲを混ぜる

生地とメレンゲを混ぜていきます。生地の入ったボールにメレンゲを3分の1ずつに分けて加え、その都度手早く混ぜていきます。一般的にはスパチュラを使う事が多いですが、メレンゲがダマになってしまうと口当たりが悪いので今回は泡だて器で混ぜ合わせていきます。

出来上がった生地を型に流していきます。流し終えたら2、3度上から落として空気を抜きましょう。オーブンを170度にセットし40分程焼いていきます。

ふっくら膨らみ、焼き目がついてきたら爪楊枝で中まで火が通っているか確認しましょう。良ければオーブンから取り出します。シフォンケーキはしぼみやすいので逆さまにして冷やします。完全に冷えたらナイフ等で型から取り外していきます。これでシフォンケーキの完成です。

メレンゲを作る前に注意したい事が、使用するボール(できればアルミかガラスが好ましい)に油汚れや水が1滴でも付着していないかしっかりと確認しましょう。キッチンペーパーでよく拭くことで失敗を防げます。
卵白は冷やす事で泡の安定性が高まります。同様にグラニュー糖を加える事で泡立ちが安定するので、砂糖の量を減らしたい場合は生地で使用するグラニュー糖の方を減らす事をおすすめします。

失敗してしまった時に確認する事

簡単な材料と手間で出来上がるシフォンケーキですが、失敗してしまう事も多々あります。そんな時は以下の点を確認してみましょう。

下に空洞ができてしまう場合

オーブンの温度が低い、又は焼成時間が短い事が多いです。今回のレシピでは170度で焼きましたが、ご自宅のオーブンの癖によっては180度位で焼いた方が上手くいく場合があります。

生地が縮んでしまう場合

焼成時間が短い、又は冷ます際に逆さにしなかったり冷める前に取り出してしまった時に起こりやすいです。それ以外では生地の混ぜ不足なども考えられます。生地の中を見てメレンゲがダマになっていないか、粉が固まっていないかを確認しましょう。

Buon appetito!

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