【イタリア人シェフのレシピ】本格ボロネーゼパスタ

言わずと知れたイタリア料理の女王「ボロネーゼ」。イタリア北部のボローニャで生まれ、ラザニアやパスタのソースとして使用されます。今では世界中に愛される料理です。今回はボロネーゼの基本中の基本のレシピを紹介します。このレシピをベースにして、自分のタッチを加えてご家庭の味を作っていきましょう。

調理時間: 2時間半


ボロネーゼ: 材料 (4人分)

・牛肉: 350g
・豚肉: 150g
トマトソース: 300g
・人参: 100g (2)
・玉ねぎ: 100g (1)
・セロリ: 100g (1)
・野菜だし: 500ml
・ローズマリー: 1g
・赤ワイン: 100ml
・エキストラバージンオリーブオイル: 少々
・塩: 少々
・パルメザンチーズ: お好み

まず買い物から始めましょう!お肉屋さんで牛肉7割と豚肉3割を混ぜてミンチにしてもらってもいいですが、私は包丁で切るのが好きなので、ぶつ切り肉を買ってきました。ひき肉に比べて固まりが大きいので料理にちょっとした高級感が出ます。

❶肉をスライス、次に千切り、最後はタルタルのように角切りにします。大きさは均一にしましょう。

❷野菜を切っていきます。洗って、皮を剥いて、こちらもお肉同様細かく角切りにしていきます。

❸深めの鍋を用意して、40秒程弱火で加熱します。その後オリーブオイルを加えて温まったら肉を加えます。よく焼き色がつくように強火で15分程焼いて、塩少々と先ほど切った野菜を加えましょう。火は中火にします。

❹炒めて野菜の水分がある程度飛んだら、赤ワインを加えていきます。基本的に液体は調理の妨げにならないように加熱する必要があります。赤ワインは小さな鍋で温めてから、先ほどの鍋に加えましょう。

❺赤ワインが蒸発するのを待っている間に、トマトソースを温めていきます。赤ワインの水分が飛んだら、熱々のトマトソースを鍋に加え入れましょう。野菜だしも同様に、温めてから鍋に加えましょう。弱火にして、少し隙間が開くように蓋をして2時間程煮込んでいきます。蓋がない?その場合は、ベーキングペーパーを蓋代わりにします。鍋の大きさに合うように切って、中央に穴を開ければOKです。

❻香りと適度な水分を保持しながら、ゆっくりと水分が飛んでいきます。煮込んでいる間、放っておいてはいけません。大体20分毎に鍋の淵についたトマトソースを焦げないよう、かき混ぜてあげてください。

❼煮込み終わりの最後にはローズマリーをみじん切りにしてソースに加えましょう。これで部屋中に美味しい香りが漂っているはずです。

生パスタやオーブンパスタ、ラザニアのお供になるボロネーゼソース。使う肉にはベーコンやグァンチャーレを加えても良いですね。ボロネーゼの一生のお供はパルメザンチーズ。イタリア人ならボロネーゼにはパルメザンチーズをかけてカロリー摂取です。冷凍してもいいですが、6週間を超えないようにして楽しみましょう。

Buon appetito!

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