イタリアで家用のWifiを契約した話

この記事を書いた人
当レシピブログを発信しているエミリオの日本人妻。
イタリアにて女の子を出産
在伊歴は5年程経つが、いまだにイタリア語初心者(!)
イタリアで日本人の為の情報を探すのは本当に大変・・・
というわけで忘備録を兼ねたイタリア生活情報を発信していきます。

サトウ

私は住む場所に関してはあまりこだわりがなく、Wi-Fiがあって本が読めれば割とどこでもいいという位なのだが、その無頓着な中でもWi-Fiの存否は生死に関わる程に重要な為、トリノに引っ越してきて早々にWi-Fiについて調べた。

どうやらイタリアの都市部ではFastwebが推されている模様。私ももれなく光ファイバーで快適サクサクFastwebを選ぼうとした。

夫が電話にて契約、Fastwebの人が直接家に来てWi-Fi工事を進めようとしてくれたが、サクサク契約が進むわけがない。

工事に来てくれた青年は、言葉を選ばずに表現するとまぎれもない無能であった。

朝8時ごろに家へ来てくれたことはありがたい、早起きは感心に値するが何を思ってか手ぶらである。

Wi-Fiの回線はアパートの室外にある上に高所で手が届かない為、脚立代わりにする為の椅子をわざわざ家から運び出し土足で使用、もちろん工具も何も持ってきていないためにすべて我が家のありもので対応して頂いた。

そこまで彼をサポートした我々であったが、アパートメントの住人たちがこぞってFastwebを使っているから空いている回線がないとのことで結局Wi-Fiを繋げてもらうことができなかった。

要は住んでいるときにFastwebを使っていて、引っ越すときにそのまま放置?したために、どれが使われているWi-Fiでどれが使われていないWi-Fiなのか分からないので調べる必要があるそうなのだが、その青年はやり方が分からないそうで次の担当者に引き継ぐ運びとなった。

夫は憤慨していたが、私の方はとてもイタリアらしい事案であると勝手に納得し、次の担当者を待つことにした。

なんでもいいから早く調べてつなげて頂戴と思いつつ気長に待っていたところ、気が付くと1か月放置されてしまった。

イタリアに住んだ事で忍耐を身につけていたはずの私だが、今回はWi-Fiという命綱を握られている為に通常の心持ではいられない。

在宅ワークなのでスマホのテザリングで頑張って対処していたものの、そろそろ限界である。あと早くテレビにYouTubeを繋げてエガちゃんねるを見たい。

そのため、もうFastwebを見限って、他のWiFiを探そう!という結論に至った。(Fastwebの契約自体は工事が完了していなかった為、アプリで簡単に契約を解除ができた。非常にラッキーであった。)

そこで見つけたのは ho. という聞きなれない会社 (ちなみに私はスマホもho.を契約。100ギガで月額6ユーロ)

Fastwebは月額約28ユーロなのに対し、ho.は月額14ユーロ!(開設時に3.99ユーロかかる)

Fastwebは月の利用に制限がない(と思う)のだが、ho.の方は月に300GBまでである。

調べたところ、日本のWi-Fiデータ使用量の平均値は、約30GB/月

300GBって10倍じゃん!絶対間に合う

と思ってさっそく使ってみたところ、結果的に全然足りたので何の問題もなかった。(1日5時間程Youtube見ても余るんじゃないか?)

さらにho.の良いところは、ホームルーターなので、工事が不要、引っ越した先でもそのまま使えるという点である。

(Fastwebは各家ごとに工事をして回線を引くので、引っ越したら解約して、また次の家でWi-Fiを引かないといけない)

デメリットといえば、最初にルーターを購入する必要があり、私はこちらを購入した。

FRITZ!Box 6820AVM FRITZ!Box 6820 LTE Edition International, Modem Router 4G/3G con Wi-Fi N 450 Mbit/s, 1x LAN Gigabit, SIM Slot, Interfaccia in italiano

ルーターの種類は何でも良いのだが、ho.を契約するとSIMカードを受け取り、それをルーターに差し込んで有効化する必要がある。

手続きはそんなに難しくなかったのでお勧めできる。

使用料の払い方はho.のアプリをスマホにいれて、TopUpでクレジットカード払いで入金していくのでこれまた簡単。

使って半年ほど経ったが、普通に良い感じ。ここまでお勧めするとho.の宣伝のように思えるが、ステマではなく、むしろステマであったらありがたい。

逆にFastwebを契約しなくて良かったなと感じている最近である。

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