【イタリア人シェフのレシピ】リゾット・カチョエペペ

ローマから始まり世界に羽ばたいていったカチョエペペ。チーズたっぷりクリーミーで、寒くなってくると食べたくなる定番料理です。カチョエペペと言えばスパゲッティのレシピが多いですが、私はリゾットと一緒に調理した方が美味しいと思う派です。お米はリゾット米を使いましょう。日本米と違い、煮込んでも粘り気が出ず、形がくずれにくいのが特徴です。

カチョエペペ:　材料(2人分)

❶小鍋を用意し、野菜だしを温めましょう。

❷玉ねぎは皮を剥いて、みじん切りにします。

❸フライパンにオリーブオイル20gを入れて、みじん切りにした玉ねぎを軽く炒めていきます。リゾット米と塩2つまみを加えて、中火で2~3分炒めましょう。

❹温まった野菜だしをお玉1杯ずつ、12分~14分ほど煮込みながら加えます。1度に加えるのではなく、米の固さを確認しながら、野菜だしを加えて調整します。10分もすれば表面に膜が張ってきます。
特に最後の水分調整には注意してください。お米はクリーミーな状態を保ち、水っぽくならないようにしましょう。

❺お米の固さが良いようなら火を弱火にして、バター、チーズ、胡椒を加えてかき混ぜます。最後は火を切り、蓋もしくはタオルをかけて2分休ませます。これでカチョエペペリゾットの完成です！

終盤の水分調整には特に気を付けましょう。水分が多すぎると水っぽくなってしまいますし、少ないと焦げてしまいます。最後、2分休ませた後にお米が乾いていると感じる場合は、ここで野菜だしを加えても大丈夫です。